訪問診療への転職/４０代後半/男性/Mさん

前職の総合病院では、内科の患者さんの多くが高齢者であり、複数の診療科を受診している人がほとんどでした。高齢の患者さんにとって、各科での待ち時間や、通院のための移動が大きな負担となっていました。今後、高齢の患者さんがますます多くを占めるようになるでしょう。そうした状況の中で、できるだけ患者さんに負担をかけない働き方をしたいと思い、訪問診療に目を向けるようになりました。

まず第一に、地域密着型の病院で訪問診療に取り組みたいという希望がありました。勤務地の希望としては、練馬区の自宅から１時間以内で通勤可能なこと。収入は最低でも現状維持が条件でした。また、これまでは家庭を顧みないところがあったので、家族と過ごせるように、週末に休めることも希望条件の一つでした。

コンサルタントの方からいくつかの求人を紹介された中で、担当医と診療医のチーム制をとっている病院に興味を持ちました。詳しく話を聞くと、私のような消化器内科の医師以外に、循環器内科や耳鼻咽頭科など、様々な診療科の医師でチームを組んでいるとのことでした。それによって、多疾患に罹患する高齢者に幅広く対応していく、という病院の理念に共感し、入職を決断しました。ヤクマッチのコンサルタントの方は、条件を満たす求人をただ紹介するのではなく、医療機関側の考え方や、どんな医師を求めているかなど、私が本当に知りたい情報を伝えてくれました。