常勤 / 高度医療の医師転職・求人情報の一覧

医療機関のなかでも、大学病院や総合病院を中心に高度医療設備を整えた施設がそろっています。転職を検討する医師のなかには、高度医療が提供する医療機関に勤務したい方もいるでしょう。高度医療が経験できれば、患者に最先端の治療を施せるばかりでなく医師としてのキャリアアップにもつながります。最先端の検査・治療技術を学びたい方は、ぜひ「高度医療」の求人をチェックしてみましょう。独立行政法人 労働政策研究・研修機構は、「勤務医の就労実態と意識に関する調査（2012）」をおこなっています。本調査では医療技術の習得機会について医師3,467名から意見を聞いていますが、習得機会の欠如を非常に感じると回答した方が10.6％、まあ感じると回答した方が34.6％で半数以上の方が新たな技術を十分に学べていない状況でした。年間の学会や研究会等への平均参加日数では、4日以内であった医師は20歳代で30.9％、30歳代で25.1％、40歳代で24.8％、50歳代が24.2％、60歳代以上が22.8％となっています。いずれの年代でも、医師は業務が多忙になりやすいためか学会や研究会等を通じて自己研鑽をする機会が少ないです。もちろん、学会や研究会等に参加することが知識や技術を学ぶために必ずしも必要とは限りませんが、少なくとも高度医療を学ぶ機会は制限されがちです。高度医療設備を整えた医療機関で働くことができれば、学会や研究会等に参加する機会が少なくても日常業務のなかで最先端の知識や技術を学びやすいでしょう。高度医療を提供する医療機関の求人は、全国各地に散見されます。なかでも先進医療に従事したい方は、大学病院や規模の大きい総合病院の求人をチェックすると良いでしょう。例えば、重粒子線治療や神経変性疾患の遺伝子診断などの先進医療は、大学病院やがんセンターをはじめとする医療機関でおこなわれています。なお高度医療を扱う医療機関は重症者の受け入れも積極的におこなっているので、業務が多忙になりやすいことに注意しましょう。