非常勤 / 当直なしの医師転職・求人情報の一覧

医療機関・介護施設での勤務を検討している時には、当直の有無が気になる方も多いでしょう。当直には、夜間勤務をおこなう「宿直」と休祝日勤務をおこなう「日直」があります。いずれにしても当直があるとプライベートの時間をとりにくかったり、生活リズムが崩れやすかったりするので、医師の方にも当直なしの求人が人気です。医師には当直勤務がつきものと考えている人もいるかもしれませんが、当直なしの求人は全国各地に点在しています。入院病床を持つ医療機関にも、当直なしの求人が散見されます。このような医療機関では常勤医師が平日の日中に院内業務をおこない、夜間や休祝日は非常勤の医師が院内業務を代行する体制をとっています。そのため常勤医師は夜間や休祝日の救急対応をおこなう必要がないので、比較的自分の時間に余裕を持って生活しやすいです。プライベートを重要視しながら働きたい方は、当直なしの求人をチェックしてみましょう。では、どのような診療科であれば当直が少ないのでしょうか。独立行政法人 労働政策研究・研修機構がおこなった「勤務医の就労実態と意識に関する調査（2012）」によると、当直回数が少ない診療科は眼科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・皮膚科・麻酔科・放射線科となっています。職場によっても変わってきますが、なかには当直なしの医療機関もあります。一方で救急科や産婦人科・小児科・精神科では当直回数が多くなりやすく、疲労感などの健康不安を訴える方も増加している状況です。ほかにも老人保健施設（老健）をはじめとする介護施設も、当直なしの求人が多いです。介護施設では、夜間・休祝日の医師の勤務が義務化されていないので、仮にひとり職場であっても当直がありません。ただし、介護施設では緊急時に医師と連絡をとるためのオンコール体制があるので、入所者の状態悪化があった際には緊急の呼び出しがあることには注意が必要です。仕事とプライベートの時間のバランスを重要視して働いていきたい方は、ぜひ「当直なし」の求人をチェックしてください。