非常勤 / 放射線科の医師転職・求人情報の一覧

放射線科は、CTやMRIなどの画像診断機器を使って各診療科からオーダーのあった阿蔵診断検査をおこなう診療科です。放射線科は、神経系や循環器・呼吸器・消化器・泌尿器など全身のさまざまな組織・臓器を扱うのが特徴です。放射線科の医師はオーダーに基づいて画像診断検査をおこなうだけではなく、レポートを作成し、各診療科に検査結果の情報提供をおこなっています。時には、患者の予後を左右する重要な所見を発見できることも。そのため各診療科の医師やコメディカルからすると、放射線科の医師は適切な治療をおこなうための情報提供者として貴重な人材と言えるでしょう。近年ではSPECT-CTやPET-CTなど画像診断も高度化してきており、より専門的な画像検査・読影がおこなえる医師の需要が増加しています。厚生労働省の「医療施設（動態）調査・病院報告の概況（平成30年）」によると全国にある一般病院の数は7,314施設であり、そのうち放射線科を標榜する病院は3 ,365箇所（46.0％）でした。厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況（平成30年）」の調査では、全国の医師数208,127人のうち放射線科に勤務する医師は9,236名となっています。放射線科の医師は、多くが病院に勤務している状況です。画像診断機器は高額なものがほとんどであるため、最新の機器を使用して診療をおこないたい方は大学病院や総合病院の求人を探してみると良いでしょう。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「勤務医の就労実態と意識に関する調査（平成24年）」によると、放射線科に勤務する医師の平均年収は1103.3万円でした。なお放射線科では、約9割の医師が常勤で勤務し非常勤やアルバイトの医師は約1割です。放射線科の医師はほかの診療科に勤務する医師と比べると必ずしも給与が高いとは言えません。ただし日直や宿直の日数が少なく、肉体的・精神的余裕を持って働きやすい診療科であるため、仕事とプライベートのバランスをとりやすいでしょう。ぜひ放射線科の求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。