非常勤 / 形成外科の医師転職・求人情報の一覧

形成外科は、主に身体の表面に生じた組織の異常や問題について外科的治療をおこなう診療科です。形成外科の対象には、外傷ややけど・悪性腫瘍後の再建術・手や足の先天異常・褥瘡・口蓋裂などさまざまな問題があります。形成外科は外見に関わる処置や手術が多いので、患者自身にも結果がわかりやすく、本人の喜びや満足感が随所に見えやすい診療分野です。治療には細かい手技が求められるので、医師の立場からすると自分の技術で患者のQOL（生活の質）を向上できた時には達成感が大きいでしょう。また、形成外科は、患者の急変のリスクが少なく緊急性の高い対応を求められることが少ないです。そのため家庭を持っていたり、プライベートの時間を十分に確保したりしたい方にも人気の診療科です。厚生労働省の「医療施設（動態）調査・病院報告の概況（平成30年）」によると全国にある一般病院の数は7,314施設であり、そのうち形成外科を標榜する病院は1,390箇所（19.0％）でした。厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況（平成30年）」の調査では、全国の医師数208,127人のうち形成外科に勤務する医師は3,732名となっています。形成外科はほかの診療科に比べると、男性よりも女性医師が多いです。医師の平均年齢は41.1歳で、比較的若い医師の方が活躍している診療分野のひとつです。形成外科の平均年収は、1,500万円と言われています。一般外科の平均年収は1374.2万円、整形外科の平均年収は1289.9万円であることを踏まえると、形成外科は外科分野のなかでも年収額が高いと言えます。形成外科は勤務先によって給与のばらつきが少なく、どのような病院・診療所に勤務しても高収入を見込むことができるでしょう。ただし、地域によっては形成外科を標榜している医療機関が少ないため、転職するにあたって引っ越しをすることが必要になるかもしれません。高収入を目指すことができ、自分の技術で患者のQOLを向上していきたい方は、ぜひ形成外科の求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。