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奈良市は、奈良県の北部に位置しています。奈良市は「東大寺」や「興福寺」をはじめとする8つの文化遺産があり、古都の歴史ある町並みを眺めながら暮らしやすいエリアです。市街地には「奈良公園」があり、緑豊かな景観を楽しめるほか約1,300頭のシカと触れあうことができ、多くの人が餌やりに訪れています。主要駅のJR奈良駅周辺はいくつものショッピングモールや商店街があり、買い物や外食の利用におすすめです。郊外の山々には市内を眺望できる展望台などもあるので、休日は自然のなかをドライブするのも良いでしょう。奈良市は、市街地を中心に診療所や総合病院が点在しています。日本医師会が公表している『地域医療情報システムJMAP』のデータによると、平成30年11月時点で、奈良市の医療機関・介護施設数は、一般診療所が364軒、病院が24軒、歯科が191軒、在宅療養支援診療所が41軒、在宅療養支援病院が5軒、介護施設が865軒でした。全国平均施設数(人口10万人あたり)と比べてみると、奈良市では､歯科・在宅療養支援診療所の数が全国平均を下まわっています。一方で、一般診療所・病院・在宅療養支援病院・介護施設の数は、奈良市が全国平均を上まわっている状況です。病床数（人口10万人あたり）は、一般診療所・病院の病床数ともに奈良市が全国平均を下まわっています。また厚生労働省が調査・発表した『医師・歯科医師・薬剤師統計の概況（平成30年）』によると、奈良市の医師の人数は1,017人（全国の医師の人数は327,210人)でした。奈良市の医師の人数を人口10万人あたりに換算すると282人（全国平均は258.8人）となります。総合病院の「奈良県総合医療センター」では医療用ロボットを活用した治療法や悪性腫瘍の診療をはじめとするテーマで医療講座をおこなうなど、奈良市には研修会や講演会を通じて病診・病病連携に力を入れている医療機関もあるので、医師として最新の知見を学びながら働きやすいでしょう。奈良県で転職を考えている方は、ぜひ奈良市の求人もチェックしてみてください。