スポット / 救急の医師転職・求人情報の一覧

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救急の求人事情

救急は、病気やケガで急変した患者を治療する診療行為です。医師は病院や診療所の入院・外来患者、介護施設の入居者などに対して救急業務をおこなっています。時にはドクターヘリやドクターカーなどを活用して院外で救急の医療行為をおこなうことも。医師がおこなう救急業務には、気道確保や心肺蘇生・輸液・緊急手術などさまざまな行為があります。また、救急医療を専門としている医療機関も多いです。厚生労働省がまとめた「救命救急センター及び二次救急医療機関の現状」では、各救急医療機関の施設数が報告されています。この報告によると、平成24年時点では初期救急施設(休日夜間急患センター・在宅当番医制)は1,186箇所、二次救急(入院を要する救急医療施設)は3,259箇所、三次救急(救命救急センター)は249箇所でした。初期救急は、病院や診療所に通院できる比較的軽症の患者を治療する医療機関です。それに対して二次救急は救急車などで緊急搬送された患者も受けいれており、三次救急ではさらに高度な救急医療を提供しています。また平成30年の「医療施設調査」によると、全国の医療施設総数 181,408 施設のうち、救急科を標榜している一般病院は735箇所となっています。もちろんどのような医療機関でも医師には救急の医療行為がつきものですが、積極的に救急医療に携わりたい方は専門の医療機関に勤務できると良いでしょう。救急の医療行為が必要になるのは、医療機関だけとは限りません。例えば老人保健施設をはじめとする介護施設では、急変した入所者に対して常勤・非常勤の医師が救急処置をおこなうこともあります。さらには、特別養護老人ホームや訪問診療の分野では医師がオンコール体制をとっており、介護職員や家族からの要請をうけて利用者に救急の医療行為をすることがあります。なお、職場によっても変わってきますが、救急の医療行為をおこなう時には看護師などの他職種との協力・連携が必要になることも多いです。

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