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三重県は日本列島のほぼ中央に位置しており、年間を通して比較的温暖な気候のなかで暮らしやすい地域です。三重県には「伊勢神宮」や世界遺産の「熊野古道」などの観光スポットが点在しており、世界中から多くの人が訪れるエリアとなっています。三重県は和菓子の赤福や黒毛和牛の最高峰である松坂牛などの名物がそろっており、ご当地のグルメを楽しみやすいのも特徴です。県内には医学部が設置された「三重大学」もあるので、医学書籍・論文の閲覧に利用するのも良いでしょう。日本医師会の『地域医療情報システム　JMAP』によると、平成30年11月時点で、三重県には一般診療所が1,308軒、病院が94軒、歯科が883軒、在宅療養支援診療所が184軒、在宅療養支援病院が15軒、介護施設が3,824軒あります。全国平均施設数(人口10万人あたり)と比べてみると、三重県は病院・歯科・在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院の数が全国平均を下まわっている状況です。一方で、一般診療所・介護施設の数は三重県が全国平均を上まわっています。病床数（人口10万人あたり）は、一般診療所・病院の数が全国平均を下まわっています。「伊勢赤十字病院」の透析・心臓病・腎臓病の予防教室などをはじめ、三重県では医療機関による市民向けの講習会もおこなっており、医師として働きながら地域にも貢献していきやすいでしょう。また厚生労働省が調査・発表した『医師・歯科医師・薬剤師統計の概況（平成30年）』によると、三重県全体の医師の人数は3,924人（全国の医師の人数は327,210人)、四日市市で706人、津市で1,011人でした。三重県の医師の人数を人口10万人あたりに換算すると、県全体で216人（全国平均は246人）、四日市市で227人、津市で361人となります。三重県では研修医や若手医師向けに地域医療の実地体験をおこえなる機会もつくっており、へき地医療などのさまざまな経験を積むことができるのもポイントです。ぜひ三重県の求人をチェックしてみてください。