医師転職
医師が転職する際に必ず知っておくべきことを、プロが伝授します。
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富山県は本州の中央北部に位置しており、急峻な山々と平野が広がる地域です。富山県は世界遺産の「五箇山」や「黒部ダム・渓谷」などの観光スポットが多くあり、国内外からの観光客に人気のエリアとなっています。北側には豊かな漁場を有す「富山湾」があることから、県内では新鮮な魚介類を気軽に楽しめるのも特徴です。富山県には医学部が設置された「富山大学」があり、脳神経科学の分野などでは世界トップレベル研究が盛んなことでも知られています。日本医師会の『地域医療情報システム JMAP』によると、平成30年11月時点で、富山県には一般診療所が649軒、病院が109軒、歯科が447軒、在宅療養支援診療所が69軒、在宅療養支援病院が15軒、介護施設が2,181軒あります。全国平均施設数(人口10万人あたり)と比べてみると、富山県は一般診療所・歯科・在宅療養支援診療所・介護施設の数が全国平均を下まわっている状況です。一方で、病院・在宅療養支援病院の数は富山県が全国平均を上まわっています。病床数(人口10万人あたり)は、病院の数が全国平均を上まわっていますが、一般診療所の数は富山県が全国平均を下まわっています。富山県には短期間の海外研修を備えた「富山県立中央病院」などをはじめ、医師として臨床研修の経験を積んでいきやすい環境が整っているのも特徴です。また厚生労働省が調査・発表した『医師・歯科医師・薬剤師統計の概況(平成30年)』によると、富山県全体の医師の人数は2,653人(全国の医師の人数は327,210人)、富山市で1,400人、高岡市で457人でした。富山県の医師の人数を人口10万人あたりに換算すると、県全体で249人(全国平均は246人)、富山市で334人、高岡市で266人となります。富山県は各エリアに医療資源がバランス良く提供されているため、地域を限定せず自分に合った勤務先を探しやすいです。また県内には中核病院が点在しているため、病院やクリニックの規模に関わらず医療連携がはかりやすいでしょう。ぜひ富山県の求人情報をチェックしてみてください。
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